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井上尚弥のサウジ30億円大型契約はアンバサダーとロゴのみ 大橋秀行会長「ボクシング界に夢を与えられる契約だった」

スポーツ報知 / 2024年11月12日 20時10分

井上尚弥(左)と記念撮影するサウジアラビア娯楽庁のトゥルキ・アル=シェイク長官(サウジアラビア・リヤドで)

◆プロボクシング ▽WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)王座統一戦12回戦 統一王者・井上尚弥―IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(12月24日、東京・有明アリーナ)

 プロボクシング世界4団体スーパーバンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)がサウジアラビア最大のエンターテインメントフェスティバル「リヤド・シーズン(Riyadh Season)」と推定総額30億円の大型スポンサー契約を結んだことに関して、所属ジムの大橋秀行会長は12日、取材に「ボクシング界に夢を与えられる契約だった」と話した。

 井上尚は4日、同国の首都リヤドで、同イベントの総責任者であるサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アル=シェイク長官と推定総額30億円のスポンサー契約を締結した。井上尚は契約後、「キャリア後半に差し掛かってくる中で、モチベーションとなる契約ができた。非常に楽しみな契約だと捉えている」とコメントしている。

 大橋会長によると、契約の話は3~4年前から進んでいたそうで、今回は同イベントのアンバサダー就任とIBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦から、トランクスのベルト部分に「リヤド・シーズン」のロゴをつけて試合を行うことの2点だけと明かした。契約年数については複数年とだけ明かされた。契約条項には試合を行うことは入っておらず、「タイミングが合えば、試合をやるということは話しました」という。

 「リヤド・シーズン」は、2019年にサウジアラビア娯楽庁が一大プロジェクトとしてたち上げた、同国国営のグローバルエンターテインメントプロジェクト。スポーツやコンサート、展示会などのイベントを通じて、国内外のエンタメ産業を活性化させることを目的としている。

 大橋会長によると、井上尚はすでにグッドマン戦に向けたスパーリングを開始したという。井上尚はこの日、掲載された米ボクシング専門メディア「ボクシング・シーン.com」のインタビューでグッドマン戦について「彼(グッドマン)が無敗でWBOとIBFの1位にランクされているのには理由がある。簡単な試合にはならないだろう」とし、最近向上した点については「試合中の感情のコントロールができるようになってきた。“ファンの期待以上のパフォーマンスを見せる”と言って、モチベーションを高めています」などと答えている。

 戦績は31歳の井上が28戦全勝(25KO)、26歳のグッドマンが19戦全勝(8KO)。

 試合はLeminoで無料生配信される。

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