【巨人】喜多隆介が１０万円増でサイン オフのテーマは長打力「期待をいい意味で裏切れるように」

契約更改を終えて取材に応じる喜多隆介（カメラ・相川　和寛）

　巨人の喜多隆介捕手が１３日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、１０万円増の６４０万円（金額は推定）でサインした。

　４年目の今季は２年ぶりに１軍出場を果たしたが、１試合の出場で１打数無安打。それでも２軍では８５試合に出場して打率２割８分９厘、３本塁打、２６打点と成長を示し「２年ぶりに１軍に上がって、１軍の雰囲気だったり緊張感をしっかり経験できた。今年１年通してファームでも高いモチベーションでやれた一つ（の要因）かなと思います」と振り返った。

　今オフは例年同様に丸と自主トレを行う予定。「今年は長打力を一つのメインとして。バッティングだけじゃなくて食事面、体力強化、ウェートだったりというのをメインでやっていければ」とテーマを明かし、来季へ向けては「首脳陣だったり球団、あとはファンの人も思っている期待をいい意味で裏切れるように。『こいつがこんなにできるのか』と思ってもらえる１年にしていきたい」と力を込めた。