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【大学野球】父はホークスの新コーチ 法大・大西遼多が2安打4打点「打席に立ったら、自分が一番すごいという気持ちで」

スポーツ報知 / 2024年11月14日 8時0分

東大との新人戦で活躍した法大・大西遼多内野手(左)と山床志郎投手(カメラ・加藤 弘士)

◆東京六大学秋季フレッシュトーナメント▽第2日 法大7―0東大(13日・神宮)

 法大の「5番・DH」でスタメン出場した大西遼多内野手(1年=中京大中京)がV打を含む2打席連続タイムリーの大暴れ。5打数2安打4打点と躍動した。

 0-0で迎えた3回2死満塁のチャンスではストレートをフルスイング。走者一掃の中越え二塁打で3点を先制すると、5回無死一、二塁から左前適時打で追加点。勝負強さを見せた。

 「1打席目にチャンスで打てず、2打席目もチャンスで回ってきて、『絶対打ってやろう』と打席に入った。自分は新人戦でしか神宮にまだ立てていない。プロ野球でも応援に来た時に『すごい良い球場だな』って思っていた。そういう球場で試合ができるのはとても楽しかった」

 父はソフトバンクの新コーチに就任した崇之氏。中日、巨人で12年間プレーし、両球団で外野守備走塁コーチを歴任したガッツマンだ。

 「父からは『打席に立ったら、自分が一番すごいという気持ちで』と言われています。電話はほぼ毎日です。『きょうの練習はどうだった?』って」

 お互いに野球人として努力を重ね、尊敬できる間柄だ。

 「自分自身、高校の入学前に『絶対日本一になる』と目標を掲げたんですが、甲子園にすら1度も出れずに終わってしまった。その日本一という目標を、この大学4年間で絶対に叶えたい。長打が売りなので少しでも長打率を上げて、2年生の春からベンチ入りできるように、この冬の練習をしっかり頑張っていきたい」

 181センチ、85キロのでっかい体に秘めた、父譲りの闘争心。レギュラー奪取へ、鍛錬あるのみだ。(加藤 弘士)

 法大・山床志郎投手(1年生左腕は先発し、4回2安打無失点。高鍋時代には21世紀枠の最終候補も選出ならず)「あの悔しさがあったからこそ、そこから野球に対する思いが強くなった。3年後は法政のエースとして優勝を取りたい」

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