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小橋建太、力道山「生誕100年」で「チョップ」秘話公開「力道山先生の空手チョップから僕はイメージしていた」

スポーツ報知 / 2024年11月14日 14時44分

力道山「生誕100年感謝の集い」で百田光雄(左)と並ぶ小橋建太(池上本門寺で)

 “日本プロレス界の父”力道山(享年39)が14日、生誕100年を迎えた。

 力道山は、1924年11月14日、日本統治下の朝鮮で生まれた。1940年に大相撲の二所ノ関部屋に入門。関脇まで昇進したが50年に大相撲を引退しプロレスラーに転向。、52年に日本プロレス協会を設立。日本初の本格的プロレス興行となった54年2月19日に蔵前国技館で木村政彦とタッグを組んでシャープ兄弟と対戦し、前年にスタートしたテレビ放送と共に戦後復興の象徴となり国民的ヒーローとなった。ジャイアント馬場さん、アントニオ猪木さんら昭和プロレスの隆盛を支えた多くの弟子も育てたが、63年12月8日に赤坂のナイトクラブで暴力団員の男に刺され、1週間後の12月15日に都内の病院で39歳の若さで亡くなった。

 生誕100年を記念してこの日、墓所のある東京・大田区の池上本門寺で「生誕100年 感謝の集い」が開かれ、次男の百田光雄、孫でプロレスラーの力、小橋建太らが出席した。

 小橋は「力道山先生がいなかったらこんなに日本にプロレスが広まっていなかったので、僕もプロレスラーを目指していたかどうかわからない。そういう意味では感謝です」と明かした。

 力道山の必殺技「空手チョップ」について。自身も現役時代に「チョップ」が得意技だったため「チョップの元祖ということで、力道山先生は遠いんですけど近いような存在。それはチョップのつながりだと思います」と思いをはせた。

 さらに現役時代に力道山の試合ビデオを見てチョップを研究していたことを明かし「逆水平だけじゃなくて、いろんな角度からのチョップは、力道山先生の空手チョップから僕のイメージにつながっていました」と秘話を公開していた。

 そして、師匠のジャイアント馬場さんから「プロレスラーは怪物であれ、リングを下りたら紳士であれ」との教えを受けていたことを明かし「この僕が馬場さんから教えられたことは力道山先生につながると思う」と現役レスラーに「力道山イズム」継承を願っていた。

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