【中日】育成・近藤廉が２０万円増の５１０万円で契約更改 今季はファームで４６試合登板「来年はバンテリンドームで投げられるように」

契約更改を終え、記者会見に臨む中日・近藤

　中日の育成・近藤廉投手が１５日、ナゴヤ球場で契約更改に臨み、２０万円増の５１０万円でサインした（金額は推定）。

　昨年８月２５日のＤｅＮＡ戦（バンテリンドーム）で１回８安打５四死球１０失点（自責８）と炎上し、オフに育成契約となった左腕。３ケタの背番号で臨んだ４年目の今季は、ウエスタン・リーグでチーム最多の４６試合に登板し、３勝１敗で防御率２・０９と安定した成績を残した。

　今季中の支配下復帰とはならなかったが、「大きく崩れることが減った。プロ生活の中で、一番いい成績が残せた」と手応えを口にした。

　大卒５年目で迎える来季は勝負の年。「来年はバンテリンドームで投げられるようにやっていきたい」と、支配下返り咲きへ力を込めた。