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竜王戦第4局、藤井聡太竜王が押され気味で62手目を封じる…VS佐々木勇気八段

スポーツ報知 / 2024年11月15日 18時49分

大阪・茨木市での竜王戦第4局1日目を終え、立会人の久保利明九段(左手前)に封じ手を手渡す藤井聡太竜王(右)。左奥は佐々木勇気八段(日本将棋連盟提供)

 藤井聡太竜王=名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=に佐々木勇気八段が挑んでいる将棋・第37期竜王戦七番勝負第4局は15日、大阪府茨木市の「おにクル」で2日制の1日目を終えた。ともに居玉で、午後6時過ぎに後手番・藤井が62手目を封じた。翌16日に指し継がれる。

 V4へ王手をかけたい藤井の2勝1敗(〇●〇)で迎えた北摂決戦。先手は佐々木で、戦型は角換わりからの相早繰り銀に。タイスコアを目指して研究を尽くした佐々木は、開始(午前9時)から昼食休憩(午後0時半~)までの3時間半で27分しか使わなかったが、藤井は積極的な佐々木の手に2時間39分も考慮を費やした。

 再開からは藤井の居飛車を巡る攻防などで、互いに1時間超えの長考があったが、角交換を拒否した佐々木が果敢に攻めて、優勢ムードだ。持ち時間は各8時間のうち、残りは佐々木5時間30分に対し、藤井が2時間53分で内容的も時間的にも七冠が押され気味だ。

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