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同学年の石川遼と2日間同組 2位浮上の松山英樹が感じたこと

スポーツ報知 / 2024年11月16日 6時20分

18番でイーグルパットを決め、ガッツポーズする松山(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日(15日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 8位から出た2014年大会覇者の松山英樹(32)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、1ボギーの65をマーク。通算10アンダーでトップと4打差の2位に浮上した。同組で回った、石川遼(33)=カシオ=は68で回り、3アンダーの36位。16歳のアマチュア・松山茉生(まお)=福井工大福井高1年=は67で、イーブンパー58位で決勝ラウンドに進んだ。マックス・マクグリービー(米国)が14アンダーの単独首位。

 18番パー5。松山英は4メートルのイーグルパットを決め、右拳を握った。「ずっと曲がっていたので、思いっきり振ったれと思って振ったら、今日一番いいショットが打てた」。フォローの風に乗せドライバーでかっ飛ばし、187ヤードの第2打を8番アイアンでピン左下4メートルにつけた。ティーショットが左右に散り続けた一日の最後に出た会心の一打は、週末の逆転劇を予感させた。

 同学年の石川と、2年前に自身が指導役を務めたジュニアレッスン会から注目していたアマチュアの茉生と2日間を同組で回った。「すごく楽しかったし、今日は3人ともそこそこのプレーはできたと思うので、すごくいいラウンドだった」。開幕前から飛ばし屋の茉生の飛距離を気にかけていた。「僕は意識して振っていた。何回か勝ったのでよかった」とはにかんだ。

 トップのマクグリービーが独走態勢を築く中、食らいついた。「すごいなと思いながら、少しでも伸ばしていけたらと思っていた。13、14番で(バーディーを)取れてよかった」と振り返った。「昨日できて今日できなかった部分もたくさんあるので、しっかりと反省してできれば」と口にして向かった打撃練習場。最後に残ったのは松山英と石川だった。(高木 恵)

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