ＪＦＡ宮本会長、「きつかったですけど勝ってよかった」逆境を乗り越えたチームを評価 選手間の競争も実感

ＪＦＡ・宮本恒靖会長

◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選　第５戦　インドネシア０―４日本（１５日、インドネシア・ジャカルタ）

　日本（ＦＩＦＡランキング１５位）はインドネシア（同１３０位）と対戦。４―０で快勝し、最終予選で４勝１分け負けなしとした。また日本代表記録を更新する２６試合連続得点をマークした。

　完全アウェーのスタジアム、大雨でぬかるんだピッチと逆境の中で始まった試合。日本サッカー協会（ＪＦＡ）の宮本恒靖会長は「結構難しい試合」と表現。その状況の中、「耐えるところを耐えて持ってきた試合。最終予選だなという感じがした。きつかったですけど勝ってよかった」と好機を逃さずに勝利をたぐり寄せたことを評価した。

　森保ジャパンは最終予選の前半戦は５戦を無敗（４勝１分け）。Ｃ組首位で折り返した。「この５試合の中でも（難しい）時間があった中で、今日みたいに耐えてものにしてきた。チームとしての底上げとか力はついてきている」と成長を実感。これまでの最終予選とは異なる点について、「途中で出てきたら、選手が『もっとやらなきゃ』とかっていうアピールもある。その競争があるっていうのが前とは違う予選かなと思っています」と選手層が厚くなっていることを力説していた。