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【侍ジャパン】大勢「甲子園の方が足、地面が揺れる感じがします」 台湾戦完全アウェーも連日の完璧締め

スポーツ報知 / 2024年11月17日 5時40分

9回から登板、無失点に抑えガッツポーズの大勢

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 台湾1―3日本(16日・台北ドーム)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の1次リーグ(L)が台北ドームで行われ、侍ジャパンが台湾を下し開幕3連勝。国際大会の連勝を22に伸ばし、スーパーラウンド(R)進出に王手をかけた。4回に今大会初スタメンとなった西武・源田壮亮内野手(31)の侍ジャパン初本塁打となるソロが飛び出すなど小刻みに加点。投げては先発の阪神・才木浩人投手(26)が5回2/3を無失点と好投し、巨人・大勢投手(25)が締めて2試合連続セーブを挙げた。17日のキューバ戦に勝てばB組2位以内が確定する。

 完全アウェーの雰囲気も関係なく、大勢が3人で完璧に締めた。3―1の9回に登板し、前日15日の韓国戦(台北D)に続く1回パーフェクトで2戦連続セーブ。侍デビューからは11戦連続無失点となった。「甲子園の方が足、地面が揺れる感じがします。甲子園に慣れていたので。今日は音がすごかったですけど、日本語の歌じゃなかったので大丈夫でした」と頼もしかった。

 1次L突破へ、負けられない戦いでの連投。「何となく連投するだろうなと思っていた。心の準備をしていて良かった」と察知していた。先頭打者は試合前まで今大会打率7割1分4厘の陳傑憲。粘られたが「長打が出ないところに投げ続けた」と8球目の156キロで遊ゴロに仕留め、流れに乗った。見据えるのはさらに上。「もっと三振取れたら気持ちも乗る。次は三振を取りたい」と自らを奮い立たせた。(田中 哲)

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