マイルＣＳ当日の京都競馬場の芝の状態についてルメール騎手「悪いです…」 ブレイディヴェーグの内枠については…

京都３Ｒ は松山弘平騎手騎乗のキスアンドクライ（左）がルクスジニアをゴール前で競り落とした　（カメラ・高橋　由二）

◆第４１回マイルＣＳ・Ｇ１（１１月１７日、京都競馬場・芝１６００メートル）

　開催７週目を迎えた京都。Ｂコースも３週目となり、荒れ馬場が目立ってきた。この日はじめての外回りとなった５Ｒは、逃げたキングメーカーが勝ったが、コーナーから内を空けて走り、直線も全馬が馬場の真ん中より外に進路をとった。

　内回りの３Ｒに騎乗したルメール騎手は「悪いです…。すごいキックバック」と指摘したが、「ブレイディヴェーグの内枠はどうですか？」と水を向けると「外回りなら大丈夫」と相棒を信頼していた。この後、芝は９Ｒの比叡Ｓ（２４００メートル、外回り）の１レースのみ。引き続き傾向を注視したい。（玉木　宏征）