駒大は4選手入賞で箱根駅伝へ弾み 2位の帰山侑大「戦えると監督たちに証明できた」…上尾ハーフマラソン
スポーツ報知 / 2024年11月17日 13時20分
◆上尾シティハーフマラソン(17日、埼玉・上尾運動公園陸上競技場発着=21・0975キロ=報知新聞社後援)
例年、箱根駅伝に出場する各校がメンバー選考と位置づける大学男子の部で、駒大が勢いを見せつけた。帰山侑大(3年)が1時間1分59秒の自己ベストで2位に入り、3位に村上響(2年)、4位に谷中晴(1年)、7位に吉本真啓(4年)が続いた。4選手が入賞とインパクトを残し、藤田敦史監督は「非常に収穫だったと思います。手応えを得られたレースでした」と高評価した。
今年の第100回箱根駅伝で6区を担った帰山は10月の出雲駅伝2区を4位と盤石に走ったが、11月の全日本大学駅伝は出走無し。この日は序盤先頭を引っ張った中央学院大の吉田礼志(4年)に積極的に食らいつき、「調子も良くて、体も動きました。箱根駅伝の選考もかかっていたので、全日本に出られなかった悔しさをぶつけようと思って走りました」と終盤まで粘り強く駆け、2位。箱根メンバー入りへ大きくアピールし「これでまた戦えると監督たちに証明できました」とすがすがしい表情だった。
11月の全日本大学駅伝で大学駅伝デビュー戦を飾った村上も3位に食い込んだ。「13キロくらいまではきつくなくて自分の中で自信を持ってレースを進めることができていた。15キロ以降に帰山さんが仕掛けて、そこについて一緒にレースを展開することはできたんですけど一歩届かなかった。タイム的には個人的に良かったんですけど、順位的には悔しい方が強いです」と振り返った。駅伝シーズンに入り、下級生の台頭が目立つ。
国学院大、青学大と並び「3強」とされる駒大が、上昇気流に乗ってきた。藤田監督は「十分、自信にして良い結果だったと思う。あとは油断せずに、この後どうしっかり走り込みができるかです。この選手層をいかに作り込んでいけるか。そこに尽きると思います」と力を込める。第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶりの王座奪還へ、駒大は着実に準備を進めていく。
大学男子の部の上位成績は以下の通り。
<1>棟方 一楽(大東大2年) 1時間1分38秒
<2>帰山 侑大(駒大3年) 1時間1分59秒
<3>村上 響 (駒大2年) 1時間2分4秒
<4>谷中 晴 (駒大1年) 1時間2分5秒
<5>入浜 輝大(大東大3年) 1時間2分7秒
<6>小泉 樹 (法大4年) 1時間2分13秒
<7>吉本 真啓(駒大4年) 1時間2分30秒
<8>市川 大世(中央学院大2年)1時間2分32秒
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
箱根駅伝出場校の大東大・棟方一楽が優勝、監督「1区はもったいない」…上尾シティハーフマラソン
読売新聞 / 2024年11月17日 13時43分
-
箱根駅伝メンバー争いの上尾ハーフM 大東大の棟方一楽がU20日本記録で優勝 三浦龍司を超える
スポーツ報知 / 2024年11月17日 10時20分
-
駒大の篠原倖太朗、城西大の平林樹、麗沢大の鈴木康也が富士通に新加入を発表
スポーツ報知 / 2024年11月13日 22時29分
-
【箱根駅伝展望】国学院大の3冠か 大砲復帰の駒大リベンジか ピーキング巧み青学大の連覇か
スポニチアネックス / 2024年11月3日 16時36分
-
【全日本大学駅伝】駒大 4区で5位浮上も青学大と2分25秒差に…5連覇暗雲
スポニチアネックス / 2024年11月3日 10時24分
ランキング
-
1佐々木朗希「アメリカで頑張ってきます」 ファン感で挨拶…言葉に詰まる場面も
Full-Count / 2024年11月17日 11時47分
-
2「ほぼ完璧だった」ドイツ代表が圧巻の7発大勝…ナーゲルスマン監督や殊勲スコアラーがパフォーマンス誇る
超ワールドサッカー / 2024年11月17日 8時20分
-
3《真美子さんの献身》大谷翔平を“即帰宅”させた新妻のサポート 「『挙式の話もまだで…』と親族が苦笑いしていた」実家にも帰らずシーズン駆け抜けた
NEWSポストセブン / 2024年11月17日 11時30分
-
4大谷翔平は「説明できないぐらい素晴らしい選手」MLBのレジェンドA.ロドリゲス氏も脱帽 日本選手との共演から“日本愛”語る
日テレNEWS NNN / 2024年11月17日 7時0分
-
5阪神 DeNA戦力外の楠本と契約合意 嶌村聡球団本部長「打撃に秀でた選手。大いに期待している」
スポニチアネックス / 2024年11月17日 5時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください