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松山英樹 後半チャンス決まらず「戦いは終わっちゃったなという感じだった」 今季最終戦は2位

スポーツ報知 / 2024年11月17日 15時50分

4番、ティーショットをミスした永野竜太郎(奥)の打球をみつめる松山英樹(手前)(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 最終日(17日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 7打差3位で出た2014年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は6バーディー、1ボギーの66で回り、通算18アンダーで2位だった。米下部ツアー3勝のマックス・マクグリービー(米国)に4打及ばず、今季最終戦を終えた。ボギーは第1ラウンド17番のみという優勝者のプレーを前に「4日間1ボギーで回られたら厳しい」。追い上げは届かなかった。

 序盤から惜しいパットが続いた。9番で5メートルのバーディーパットを沈め、5打差に詰めて後半に入った。12番で2メートルを外したが、13番でグリーン右バンカーからの第2打を1・5メートルに運びバーディーを奪って4打差。14番もチャンスにつけたが、スライスラインと読んだ1メートル強がカップ左へ。「後半の10、12、14とかで入れていれば、ちょっとプレッシャーをかけられたかなと思うけど、全部外してしまった。戦いは終わっちゃったなという感じだった」と振り返った。

 来季を見据え、10月のZOZOチャンピオンシップ後から、スイングに新たな試みを取り入れながら調整を続けてきた。「いい部分もあったし、悪い部分もあったけど、こうして上位で戦えたっていうことはプラスだと思う。悪い状態ながらもバーディーを取れた。そこはよかったなと思う」と及第点をつけた。

 米ツアーで2勝を挙げ、パリ五輪では日本男子初の表彰台となる銅メダルを獲得した2024年の、最後のラウンドを終えた。「年内試合に出ないので、あと1か月で、年明けにどうやって調整していくかを考えたい」。ザ・セントリー(1月2~5日、ハワイ州)から、新たなシーズンをスタートさせる。

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