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マクグリービー 大会記録で4差完勝 松山英樹の追い上げに「実際の差よりも詰まっている感覚あった」

スポーツ報知 / 2024年11月17日 17時43分

18番、優勝したマックス?マクグリービー(手前左)と松山英樹(右)(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 最終日(17日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 米下部ツアー3勝のマックス・マクグリービー(29)=米国=が2バーディー、ボギーなしの69で回り、大会記録を1打更新する通算22アンダーで逃げ切り、優勝を決めた。「日本で優勝できてうれしい。(松山)英樹をはじめ、追ってくる選手をなるべく近寄らせないようなプレーを意識したら、トーナメントレコードだった」と喜びを語った。

 2位の松山に7打差をつけて最終日をスタートした。13番でその差は4打に縮まったが、15番で10メートル弱のバーディーパットを沈めて勝負を決めた。「もちろんプレッシャーはあった。コースにいたファンの皆さんが英樹を応援していたし。英樹はパットがうまくいかないところがあったが、素晴らしいショットを打っていたので、実際の差よりも詰まっている感覚があった」とこの日の18ホールを振り返った。コースマネジメントと、グリーン上での強さが光った。72ホールでボギーは第1ラウンド17番の1度だけ。1995年尾崎将司、2004年タイガー・ウッズ、10年池田勇太の「3」の最少記録をも塗り替えた。

 来季は松山の主戦場でもある米ツアーに昇格する。「今週、英樹と対決もできたので、今後へいい財産になった。ワクワクした気持ちで臨めると思う」と話し、「英樹は世界最高の選手の一人。集中力があって、ゴルフへの取り組みが素晴らしい。学ぶことが多かった。(決勝ラウンドの)2日間も一緒にプレーできるとは思っていなかった。本当に楽しい週末になった」と笑顔になった。

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