中村壱太郎、立川のファンに自己紹介「いちたろうではなく、かずたろうです」９役早替わり＆宙乗りに意欲

人力車でお練りを行い、声援に応える中村壱太郎（カメラ・有野　博幸）

　歌舞伎俳優の中村壱太郎が１７日、東京・立川のサンサンロードでお練りを行い、立川立飛歌舞伎特別公演（２１～２４日、立川ステージガーデン）をアピールした。

　ＪＲ立川駅北口の高島屋近くから立川ステージガーデン方向へ約４００メートルのお練りに１万人のファンが声援を送った。高尾山薬王院を舞台にした新作舞踊「玉藻前立飛錦栄（たまものまえたちひのにしきえ）」で９役早替わりと宙乗りに挑戦する壱太郎は「これまでの経験を精いっぱい使って、千秋楽まで駆け抜けたい」と力を込めた。

　セレモニーでは「壱万円札の壱に太郎で、かずたろうです。いちたろうではなく、かずたろうです」と丁寧に自己紹介した。