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ラグビー 明大、帝京大に敗れ初黒星 12・1、100回目の「早明戦」へ…木戸主将「勝ちにいく」

スポーツ報知 / 2024年11月17日 19時46分

帝京大戦の試合終了間際にモールを押し込む明大フィフティーン(カメラ・大谷翔太)

◆ラグビー▽関東大学対抗戦 帝京大48―28明大(17日、秩父宮ラグビー場)

 明大が帝京大に28―48で敗れ、対抗戦初黒星(5勝1敗)。前半だけで5トライを献上し、流れをつかめず主将のNO8木戸大士郎(4年)は「悔しい。前半は相手の土俵で戦って、自分たちのラグビーができなかった。僕がチームをまとめられなかったと、反省している」と唇をかんだ。

 後半だけ見れば明大の3トライに対して帝京大が2トライと、互角以上の戦い。試合終了間際にはモールを押し込んでトライを奪い“重戦車”の意地も見せた。だが神鳥裕之監督が「帝京さんの気迫、勢いにやられた」と振り返ったように、相手は序盤から猛攻。帝京大は3日の早大戦で35試合ぶりの黒星を喫しており、目の色を変えてこの試合に臨んだ。同監督も「接点でのコリジョン、厳しさ、こちらがやろうとしている事を、逆にやられた」と語る集中力を見せた。

 明大はこれで5勝1敗となり、対抗戦で残すは12月1日、早大との「早明戦」。国立での一戦は、記念すべき100回目の対戦を迎える。早大は現在、5戦全勝中。伝統の一戦で、両校のプライドがぶつかり合う。木戸主将は「自分たちのやってきたことが、どれだけ出せるか。伝統の一戦、勝ちに行く」と静かに闘志を燃やした。

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