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【侍ジャパン】雨中の死闘制し、1位でスーパーラウンド進出 代走・五十幡が決勝ホーム 国際大会は23連勝

スポーツ報知 / 2024年11月17日 23時11分

5回1死一、二塁、右前適時打を放つ牧秀悟(投手・メディナ、捕手・ペレス)(カメラ・中島 傑)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 日本7―6キューバ(17日・台北ドーム)

 侍ジャパンが雨中の死闘を制し、1次リーグB組の首位でスーパーラウンド(R)進出を決めた。国際大会はこれで23連勝。第2回プレミア12のスーパーラウンド・メキシコ戦から21年東京五輪、23年WBC、同年アジアプロ野球チャンピオンシップと続く白星街道を伸ばした。

 日本は2回に佐野の中前適時打で先制すると、3回には森下の犠飛で追加点を挙げた。4回に先発・早川が1点を返されたが、4回には佐藤の犠飛、5回には牧の適時打と佐野の犠飛でリードを4点に広げた。

 有利に試合を進めていたが、6回に早川が先頭・サントスを四球で歩かせると、ドレイクに左越えへの適時二塁打を浴びた。続くデスパイネにも四球を与えて降板。2番手・横山が2死からアルエバルエナ、代打・モンカダに連打を浴び、1点差に迫られた。

 その裏に日本は栗原がソフトバンクの同僚のモイネロから押し出し四球を選んで追加点を挙げたが、7回に鈴木昭が四球とヒットで一、二塁を招き、1死を奪ったところで降板。4番手・清水がデスパイネを投ゴロに打ち取ったかに見えたが、一塁に悪送球。2者が生還し、同点に追いつかれた。

 日本は8回、先頭・小園が遊失で出塁。ここで井端監督は代走・五十幡を送った。さらに辰己の死球で無死一、二塁。ここで森下は三ゴロに倒れたが、栗原が1死一、三塁から左飛。当たりは浅かったが、五十幡が快足を飛ばして楽々と生還。井端監督の勝負手が決まって勝ち越した。9回は藤平が1死満塁を招いたが、何とか逃げ切った。

 日本は18日にドミニカ共和国と対戦。スーパーRは21日から東京ドームで行われる。

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