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【侍ジャパン】キューバとの激闘、勝負を分けたソフトバンク対決「もう少し対戦を楽しめたらよかった」

スポーツ報知 / 2024年11月18日 0時16分

8回1死一、三塁、左犠飛を放った栗原(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 日本7―6キューバ(17日・天母スタジアム)

 侍ジャパンが、接戦を制してキューバを1点差で破り、4連勝で1次リーグB組1位突破と、スーパーラウンド進出を決めた。

 最後に勝負を決めたのは、ソフトバンク対決だった。6―6で同点の8回1死一、三塁。マウンドにはキューバの6番手左腕・モイネロが上がり、打席には栗原がたった。日本シリーズまでともに戦ったソフトバンクの同僚対決は左犠飛。決勝点をたたき出した栗原は「もう少し対戦を楽しめたらよかったんですけど、そういう場面でもなかったですし、ちょっと力が入りましたね。イソ(三塁走者の五十幡)お願い、と思いました」と振り返った。

 15日の韓国戦では右肘に死球を受けて16日の台湾戦は欠場。アイシングや電気治療など必死の処置でこの日は2試合ぶりにスタメンに戻って結果を出した。「腫れはありますけど、全然大丈夫です」。当然痛みがないわけではないが、頂点へ向けて必死にバットを振った。

 4連勝で21日から東京ドームで行われるスーパーラウンド進出が決定。21年東京五輪で金メダルに貢献した経験も持つ栗原は「本当に全員が力を出し尽くしながらやっていましたし、中継ぎも先発もみんな耐えながらやったので、そういうなかで勝ててよかった。全勝で(日本に)帰るのが目標だったので、最後いい形で(18日のドミニカ共和国戦に)勝って東京に帰りたい」と意気込んだ。

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