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【高校サッカー】連覇を狙う青森山田の初戦は高川学園…DF小沼蒼珠主将「雑草魂でもう一度優勝したい」

スポーツ報知 / 2024年11月18日 17時49分

青森山田の小沼蒼珠主将(左)は初戦の相手、高川学園の沖野真之介主将と握手(カメラ・甲斐毅彦)

 第103回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が18日、東京都内で行われた。28大会連続30回目出場で、連覇を狙う青森山田(青森)は、初戦となる2回戦(12月31日)で高川学園(山口)との対戦することが決まった。

 連覇へ向けて慢心はない。DF小沼蒼珠主将(3年)は壇上で高川学園について「勝負強く、攻撃的サッカーをしてくるチームだと思う」と警戒。「一戦一戦全力で戦って勝ちを積み重ねたいと思います」と表情を引き締め、DF沖野真之介主将(3年)と握手を交わした。

 前大会の優勝校だが、合言葉は「雑草魂」だ。新チームで挑んだ春の遠征、サニックス杯(福岡)では優勝候補と見られていたが、まさかの7位。個々の力では昨年のチームに劣るという共通認識を持ち、正木昌宣監督とともに「下から下からガムシャラに戦おう」という姿勢で臨み、獲得した選手権切符だった。

 初戦までの約1か月半で、底上げを図るが、年内あと3試合残るU―18プレミアリーグを小沼はプラス材料ととらえている。「最後まで成長できる機会」と実戦の中で、さらに力をつけていく考えだ。

 前大会もレギュラーとして優勝の歓喜を味わった小沼は、あの歓喜が忘れられないという。「自分のサッカー人生を変えたものだと思う。もう1回(国立に)立って優勝したい気持ちが強いです」と言い切った。

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