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【侍ジャパン】戸郷翔征、フォーク捉えられ反省「改善すべき投球も多かった」

スポーツ報知 / 2024年11月19日 5時5分

先発の戸郷は4回2失点の力投を見せた(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 ドミニカ共和国3―11日本(18日・天母)

 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は1次リーグ(L)のB組が台北で行われ、1位でのスーパーラウンド(R)進出を決めている日本はドミニカ共和国を下し、5連勝とした。大会初登板となった先発の戸郷翔征投手(24)は4回2失点、63球で降板。2番手の井上温大投手(23)は2回1失点で大会2勝目を挙げた。3大大会で1大会2勝は、23年WBCの大谷以来。打線は今大会最多の11得点で、21日から東京Dで行われるスーパーRに弾みをつけた。

 雨が降り注ぐ台湾の地で戸郷が出はなをくじかれた。1―0の初回、先頭・デベルスに二塁内野安打を浴びて迎えた続くハンソンの初球だった。セットポジションで静止していないと判定され、NPBで一度もないボーク判定。無死二塁となり、ハンソンには2球目のフォークを捉えられ、右翼線へ適時二塁打を浴びて同点。2回にも1点を失い、今大会初先発で4回63球を投げ5安打2失点。「初回、2回と失点してしまって、改善すべき投球も多かった」と反省した。

 ホロ苦登板となったが、3、4回は立て直した。フォークを捉えられることが多かったが「スライダーを交ぜたり、高めの真っすぐを交ぜたり、坂倉さんはうまく引き出してくれた」と、この日6つの三振を奪った。

 スーパーRでも重要な試合で投げる可能性が高い右腕は「WBCも全勝して僕も日本が全勝した記憶しかない。チームを勝たせることが一番ですし、後先考えずに投げていきたい」。次こそは、笑顔で勝利をつかむ。

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