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【侍ジャパン】無傷の5連勝で日本でのスーパーラウンドへ 戸郷&井上の巨人継投でドミニカ封じ

スポーツ報知 / 2024年11月18日 22時27分

5回を投げ終えた井上温大(カメラ・上村 尚平)

 ◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 ドミニカ共和国3―11日本(18日・天母)

 開幕5連勝を狙う日本が初回から好機をものにした。2死満塁で、6番・坂倉が押し出しの四球を選んで先制点をもぎ取った。

 1―2と逆転された直後の3回。2死満塁とし、佐藤が左前へ適時打を放った。「気負わず自分のバッティングを心掛けて打席に入りました」。三塁走者の森下が生還し同点。二塁走者の栗原もホームへ。しかし、一塁走者の紅林が栗原の生還よりわずかに早く三塁でタッチアウトとなり、栗原の生還は認められなかった。井端監督がチャレンジを要求したが、判定は覆らず逆転とはならなかった。

 同点の5回無死一、二塁から栗原、坂倉の連続適時打で勝ち越し。さらに併殺崩れの間に1点を追加した。

 先発の戸郷は初回、わずか6球で1点を失うと、2回にも1失点。3回、4回は無失点に抑えた。4回5安打2失点、6奪三振の粘投。「もったいない点の取られ方はありましたけど、3回、4回はゼロに抑えられて良かったです」。5回から巨人の後輩の井上にマウンドを託した。

 先輩が作ったリズムに乗りたい井上だったが、6回1死三塁で暴投。1点を献上した。

 2点リードの7回2死二塁、今大会初出場の古賀が右前適時打で貴重な追加点をたたき出した。さらに9回には紅林、佐藤、五十幡の3者連続タイムリーで一挙5点を挙げた。

 7回から隅田、横山の継投で、9回は北山が無失点締め。すでに1次リーグ敗退が決まっているドミニカを寄せ付けず、5戦全勝で日本に“凱旋(がいせん〕”することが決まった。

 スーパーラウンドは21日に東京ドームでスタート。初戦は米国と対戦する。

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