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【紅白】こっちのけんと、初出場に喜び「ライバルであり友人である兄弟にも伝えたい」 実兄は紅白出場経験者の菅田将暉

スポーツ報知 / 2024年11月19日 12時5分

第75回紅白歌合戦の初出場が発表された、こっちのけんと(カメラ・小泉 洋樹)

 大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7時20分)の出場歌手発表会見が19日、東京・渋谷の同局で行われ、マルチクリエイターのこっちのけんとが初出場することが決まった。

 紫のスーツで登壇し「自分へのご褒美というより、チームの皆さんへのご褒美になるように。晴れ舞台ですてきなステージにできれば」と意気込んだ。

 出場を知ったのは今朝。「事務所に行ったら、急に壁際に立たされて『動画撮るぞ』と言われて『紅白決まりました』と。訳わからなくて。まさか現実になるんだ」と驚きを隠せなかったと明かした。続けて「今の今までドッキリだと思ってて」と道中も半信半疑だったという。

 「もう伝わってるかもしれないけど、連絡を見たら泣いちゃうから見てない。このあと泣きながら電話したい」と出場決定の報告はこれからで「ちょうど今年結婚もしましたし、妻にも報告したいな」とニッコリ。「あと、兄だったり弟だったり。同じ業界で頑張って切磋琢磨(せっさたくま)している、ライバルであり友人である兄弟にも伝えたい」と続け、紅白出場経験もある兄の菅田将暉には「(紅白のことを)このあと聞いてみたい」と笑った。

 TikTokなどで大ヒットした5月にリリースした6thシングル「はいよろこんで」は昨年9月に双極性障害と診断された自らの闘病経験を元に作詞。ストリーミングの再生回数は1.5億回超え、ミュージックビデオの再生回数も1.2億回を突破した。SNSを含む総再生回数は140億回を突破した。当日に向けて「僕と同じように人生悩んできた人に向けてこの場でできることを出し切って、元気になれるきっかけになるステージにできれば」と意気込んだ。タイトルの「はいよろこんで」は、新語・流行語大賞にもノミネートされている。

 こっちのけんとは大学時代、アカペラサークルに所属した。アカペラスピリッツ全国大会で優勝するなど、歌唱力が武器。2019年の紅白ではRADWIMPSのバックコーラスを担当、「新ディズニープラス セレブレーションナイト」では清水美依紗のバックコーラスを務めた。弟は放送中のNHK朝の連続テレビ小説「おむすび」に出演の菅生新樹。

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