【紅白】新浜レオン、初出場「心を込めて、がんばレオン！」も盛り上がりイマイチ

第７５回紅白歌合戦の初出場が発表され、膝スラを披露した新浜レオン（カメラ・小泉　洋樹）

　大みそかの「第７５回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７時２０分）の出場歌手発表会見が１９日、東京・渋谷の同局で行われ、演歌歌手の新浜レオンが初出場することが決まった。

　スパンコールの入ったきらびやかな衣装で登場し「今日はは入ってくる時から『コングラチュレオン』と言われてきました。新浜レオンです」と満面の笑みを浮かべてあいさつ。「デビューから丸５年という月日の中で『出場したい』と言わない日はないくらい出ることが生きる目標といっても過言出ないくらいの夢のステージです」と出場を喜んだ。

　２０１９年５月にシングル「離さない　離さない」でデビュー。その年の日本レコード大賞新人賞、翌２０年に日本ゴールドディスク大賞のベスト・演歌／歌謡曲・ニュー・アーティストを受賞した。

　デビュー５周年の今年は３月に木梨憲武プロデュース、所ジョージ作詞・作曲の新曲「全てあげよう」を発売した。同曲はリリース以来、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで２５週連続トップ１０入り（１位獲得数４回）。今年の同部門における最高記録で、半年間以上のロングヒットを記録している。この日、改めて木梨、所に感謝。「『レオン、絶対紅白出るんだぞ』と１年走ってきたので、早く報告したい気持ちでいっぱいです」とし、本番のサプライズ出演にも期待を寄せた。

　木梨、所への感謝も口にし「心を込めて、新浜レオン、がんばレオン！」と意気込んだが、会見場内の盛り上がりはイマイチ。「やばい、やばい」と連呼し、司会の鈴木奈穂子アナウンサーから「大丈夫ですよ」とフォローされていた。

　同曲の代名詞が、ラストで膝立ちしながら床を滑る「膝スライディング」。当日も「もちろんです。プロデュースしてくれた木梨さんから西城（秀樹）さんみたいに明るく歌ってほしいけど新浜らしさもと」裏側を公開。「実演させていただいてもよろしいでしょうか」と壇上で４度実演した。その後もカメラマンの求めに応じ、１０回披露し「大切な一つのキーワード。できればいいなと思います」と当日のパフォーマンス後の“膝スラ”にも注目を集めそうだ

　◆新浜　レオン（にいはま・れおん）１９９６年５月１１日、千葉・白井市生まれ。２８歳。小学２年から高校３年まで野球一筋。千葉英和高時代は県大会ベスト４。大東大３年時に出場した「ミスター大東コンテスト」グランプリ。チバテレビ「ちば朝ライブ　モーニングこんぱす」の月曜パーソナリティー。父親は「伯方の塩」のＣＭ曲でおなじみの演歌歌手・高城靖雄。