【巨人】育成２０歳の“長野２世”が３０万円増でサイン オフは筒香並のスイング量で打力アップへ

会見する笹原操希　（カメラ・堺　恒志）

　巨人の育成、笹原操希外野手が１９日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、３０万円増の年俸４２０万円（金額は推定）でサインした。

　桑田２軍監督が「３拍子そろったバランス型」と評し、橋本２軍打撃コーチが「巨人では長野さんのようなタイプ」と期待を寄せる有望株。３年目の今季は２軍での出場を大きく増やし、４８試合で打率２割８分８厘、０本塁打、１１打点を挙げて成長を示した。「今年は３年間の中で１番自信がついた年になったので、これから勝負していけるなと思っています」と手応えを語った。

　今月１０日まで行われた秋季練習では、阿部監督がＤｅＮＡ・筒香を例に挙げてオフ期間に振り込む重要性を説いた。「（筒香さんは）１月の自主トレの時は自分の形が分からなくなるぐらい振っていた、と聞いたので、そのぐらい振ろうかなと思います」と意気込んだ。