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兵庫県知事再選の斎藤元彦氏が初登庁「至らないところは耳を傾ける」コミュニケーション強調

スポーツ報知 / 2024年11月19日 12時51分

県職員を前に就任式で決意表明した斎藤元彦兵庫県知事

 兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事が19日、兵庫県庁で当選証書を受け取った。

 午前10時過ぎの斎藤氏の登庁時には、正面玄関に熱心な支援者約50人が花道を作った。「お帰り!」の言葉で出迎えられた斎藤氏は穏やかな笑みを浮かべ、支援者らと握手。深々と何度も頭を下げて感謝の意を示した。その後すぐに当選証書授与式に出席し「頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします」と頭を下げた。

 午前11時に県庁中庭で行われた就任式には職員約1000人と、県民約200人が出席。県職員から贈呈された花束を、硬い表情で受け取った斎藤氏は「この間、本当に文書問題はじめ、多くの県民の皆様、そして関係者の皆様に県政に対するご心配、そしてご不安な気持ちを与えたということを改めて心からお詫びを申し上げたいと思います」とまず謝罪した。また、50日の知事不在の期間中も、県政を支えて仕事を行ってきた県職員に感謝を述べた。

 斎藤県政の新しいスタートとなったこの日。今後については「私自身もっと丁寧に、皆さんとのコミュニケーションや対話を尽くしていく。至らないところは耳の痛い話だからこそ、真摯(しんし)に耳を傾ける」。「政策の方向性を幹部のみならず、中堅、若手の皆さんとも丁寧に話をして、みんなで思いを共有し、一緒の方向を向いていくことが大事だ」と、県職員とのコミュニケーションの大切さを語った。最後には「県民の皆さんのための政治、県政をしていくということを心からお誓い申し上げたい」と決意表明し、大きな拍手が送られた。

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