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チーム13冠!侍ジャパンの4番・森下が止まらない 前回大会の鈴木誠也並みに「神ってる」

スポーツ報知 / 2024年11月20日 5時25分

韓国戦で本塁打を放った森下

 侍ジャパンの阪神・森下翔太外野手(24)が19日、21日から始まるスーパーRへ向けて気合を入れ直した。台湾から空路で帰国し、「勝つことに徹して頑張りたい。疲労はたまってますけど、あと少しなので頑張りたい」とネジを巻き直した。

 1次Lは初戦の13日オーストラリア戦(バンテリンD)で猛打賞デビューを飾ると、ここまで全5試合で4番に座り、全チーム2位の打率5割7分1厘。1本塁打、6打点、10得点に加え、長打率や出塁率など、チーム13冠と圧倒的な存在感を放っている。

 “新・神ってる男”襲名を狙う。19年の第2回プレミア12では、当時25歳の鈴木誠也(広島)が全8試合で4番に君臨。打率4割4分4厘、3本塁打、13打点、9得点で日本を09年WBC以来10年ぶりの世界一に導き、MVPに輝いた。主砲としての大車輪の働きは現在の森下に重なる。

 15日の韓国戦(台北D)では1点リードの7回にダメ押し2ラン。この一打は鈴木を抜き、3大国際大会で侍ジャパン4番の最年少アーチ(24歳3か月)となった。日本人では誠也以来の首位打者も視界に捉えるが、「(タイトルは)結果論なので、やるべきことをやって結果がついてくればいいかな」とさらりと言った。開幕戦後に「最後まで4番で行きたい」と誓いを立てた背番号1。残り4戦もオーダーの真ん中で大暴れする。(長井 毅)

 ◆19年プレミア12の鈴木誠也 1次ラウンド(R)2戦目のプエルトリコ戦(台湾)でチーム1号の3ラン。続く台湾戦(台湾)でも3回に2戦連発の2ランを放ち、スーパーRのオーストラリア戦(ZOZO)でも0―2の4回に反撃のソロ。3戦連発で逆転勝ちに導いた。全8試合4番で打率4割4分4厘、3本塁打、13打点、9得点。首位打者、最多打点、最多得点のタイトルを獲得し、本塁打も最多タイ。ベストナインにも選ばれ、MVPを獲得するなど、大会初Vの立役者となった。

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