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霧島4勝目 序盤戦は5連敗も中盤戦は4勝1敗で乗り切る「勝っているということは良くなっている」

スポーツ報知 / 2024年11月19日 19時49分

霧島(右)が上手投げで美ノ海を下す (カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽九州場所10日目(19日・福岡国際センター)

 関脇・霧島(音羽山)が4勝目を挙げた。東前頭4枚目・美ノ海(木瀬)を相手に左に跳ぶと、左上手投げで転がした。「(内容は)覚えていないけど、良かった」と振り返った。

 大関から関脇に落ちた名古屋場所は8勝、秋場所は12勝。今場所13勝以上を挙げれば、大関昇進目安とされる「三役で直近3場所33勝」に届く中、まさかの5連敗スタート。だが6日目からの中盤戦は4勝1敗で終えた。「勝っているということはよくなっているということだと思う。ここから一番一番しっかり考えていきたい」と、さらなる巻き返しを誓った。

 ただ変化気味の立ち合いに八角理事長(元横綱・北勝海)は「押し上げる気力がない。それで(勝って)も苦しいよね。とにかく勝ち越しを目指してほしい。(関脇に残れば)気持ちの整理という意味でもね」と、やや辛口評価だった。

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