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大栄翔が新大関・大の里を撃破 高校時代に得意とした左四つで残して寄り切る「昔の感覚はあるので、その通りにやれた」

スポーツ報知 / 2024年11月19日 19時51分

大栄翔(左)は大の里を寄り切って破る(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽九州場所10日目(19日・福岡国際センター)

 関脇・大栄翔(追手風)は新大関・大の里(二所ノ関)の立ち合いの圧力に後退し、土俵際まで追い込まれた。それでも左を差して土俵俵で残すと、さらに右も差してもろ差しとなり、一気に押し返して寄り切った。「いつものように突いていきたかったが、体が反応した。狙ってはできない。あそこまで入ったら出るしかない」と振り返った。

 突き押し自慢の大栄翔だが、高校時代は左四つも得意としていた。「高校はずっと左四つだった。昔の感覚はあるので、その通りにやれた。稽古場でもあのような形になることはあった」と、引き出しの多さを見せた。

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