メジャー３連勝の大記録かかる竹田麗央「しっかり攻めて自分のゴルフができれば。優勝につながるプレーを」

１番、ティーショットの順番を待つ竹田麗央（カメラ・岩田　大補）

◆報知新聞社後援　女子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯　プロアマ日（２０日、宮崎・宮崎ＣＣ＝６４９７ヤード、パー７２）

　今季８勝で初の年間女王を決めている竹田麗央（ヤマエグループＨＤ）は「このコースもしっかり打っていけるホールが多いのでしっかり打っていきたい」と２度目の出場となるコースの印象を口にした。

　前週の大王製紙エリエールレディスは通算１７アンダーの３位で、年間獲得賞金を２億５９１３万１６円とし、２０―２１年の統合シーズンに稲見萌寧が記録した２億５５１９万２０４９円の最高記録を更新した。

　４月の初優勝後は、ツアー歴代２位タイとなる８勝を挙げ「優勝してリコーカップに出たいと思っていたので、達成できたのはすごくうれしい。初優勝で自分のゴルフに自信が持てたのと、ショートゲームが去年に比べて良くなった」と振り返った。

　この秋はソニー日本女子プロ選手権、日本女子オープン（ともに９月）を制した。同一年のメジャー３連勝なら史上初。「いつもの試合よりも頑張りたい。しっかり攻めて、自分のゴルフができれば。優勝したい気持ちはすごくあるので、しっかり優勝につながるようなプレーができたら」と気合を入れた。

　

　◆竹田が優勝すれば達成する記録

　▼同一年メジャー３冠　１８年の申ジエ（韓国）以来２人目で日本人初

　▼メジャー３連勝　０４、０５年に年またぎで達成した不動裕理以来２人目で、同一年の達成なら史上初