山下美夢有 ３連覇の偉業へ「その気持ちはもちろんある。大会がすごく楽しみ」

９番、第３打を放つ山下美夢有（カメラ・岩田　大補）

◆報知新聞社後援　女子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯　プロアマ日（２０日、宮崎・宮崎ＣＣ＝６４９７ヤード、パー７２）

　２２、２３年大会覇者の山下美夢有（みゆう、加賀電子）は日本人初、同一大会３連覇の偉業に向け「その気持ちはもちろんある。ショット自体もだいぶ良くなっていて、大会がすごく楽しみ」と見据えた。

　前週の大王製紙エリエールレディスでは通算２２アンダーの大会記録＆パー７１でのツアー新記録で１０月以来の今季２勝目を挙げた。平均ストロークは６９・０７８９で１位。初の６８台の可能性にも「ビッグスコアが一日でも出ればチャンスはあるかも」と話した。

　２連覇中の得意なコースについて「グリーン周りが難しい。ティフトン（芝）だったり埋まったり、難しいアプローチが残ったりするので、距離感が難しい」と分析。「どうやって攻めたらいいのか考えることも増えるのでそれが楽しい」と攻略も楽しんでいると強調した。