１敗で首位の琴桜、豊昇龍、隆の勝の３人はいずれも勝利 ２敗は不在となり、３敗は若隆景ら５人に

若元春（左）を押し出しで下し１０勝目を挙げた琴桜（カメラ・今西　淳）

◆大相撲九州場所１１日目（２０日・福岡国際センター）

　大関・豊昇龍（立浪）は、関脇・大栄翔（追手風）を押し出し、１敗を守った。

　東前頭６枚目・隆の勝（常磐山）は、新大関・大の里（二所ノ関）を押し出し、１敗を堅持。大の里は４敗に後退した。

　大関・琴桜（佐渡ケ嶽）は、小結・若元春（荒汐）を押し出し、１敗をキープ。

　東前頭３枚目・阿炎（錣山）は、同１５枚目・阿武剋（おうのかつ、阿武松）に押し出され、３敗目。

　西前頭１６枚目・尊富士（伊勢ケ浜）は、同８枚目・豪ノ山（武隈）の押し出しに屈し、３敗となった。

　１敗で首位は、琴桜、豊昇龍、隆の勝の３人で変わらず、２敗は不在となり、３敗は平幕の若隆景、阿炎、豪ノ山、阿武剋、尊富士の５人となった。