チャン・ドンゴン、人間の弱点引き出す演技楽しかった「立体的なキャラクターとして見せていける」

映画「満ち足りた家族」ジャパンプレミアに出席したチャン・ドンゴン（カメラ・松下　大樹）

　俳優のチャン・ドンゴンが２０日、映画「満ち足りた家族」（１月１７日公開、ホ・ジノ監督）ジャパンプレミアに出席した。

　弁護士の兄と小児科医の弟が、一つの事件をきっかけにそれぞれの家族が崩壊していくストーリー。既に公開されている韓国などの海外では多くの反響を呼んでおり、チャン・ドンゴンは「今度は日本の皆さんがどのようにご覧になるのかとても楽しみでワクワクしています」と心を躍らせた。

　自身が演じた小児科医・ジェギュについて「原理原則を大切に考える人で、ボランティア活動も熱心に行うなどとても良い人に見えるキャラクター」と分析。「そんな人の裏側にも隠された本性というものがある。立体的なキャラクターとして見せていけるのではないかと考え、本性や弱点を少しずつ出していける点がとても楽しかったです」と撮影を振り返っていた。