「昭和のモテ男」火野正平さん「スキャンダルみたいだな」自虐ネタで笑いとった直後に渋い歌声で魅了のギャップ
スポーツ報知 / 2024年11月21日 5時20分
時代劇や2時間ドラマなどの名バイプレーヤーとして多くの作品に出演し、数々の女性遍歴からプレーボーイとしても知られた俳優の火野正平(ひの・しょうへい、本名・二瓶康一=にへい・こういち)さんが14日に死去した。75歳。所属事務所が20日、公式ホームページで発表した。事務所によると、4月から持病でもある腰痛のため療養していたが、夏に腰部を骨折したことで、さらに体調を崩していたという。
【悼む】
昨年1月、歌手としても活動していた火野さんの14年ぶりとなる新曲「あかんたれ」の発表会見を取材した。ざっくばらんなトークで記者たちを笑わせ、独演会のような雰囲気だった。
かつて「昭和のモテ男」としてワイドショーをにぎわせた火野さんは、カメラのフラッシュを浴びて「数十年前のスキャンダルみたいだな。私は何もしてませんよ」とおどけた。その後も「(芸能リポーターの)梨元(勝)さん、須藤(甚一郎)さんは来てないの?」などとジョークを連発した。
昨年3月のライブには「あかんたれ」を作詞・作曲したRioがゲストとして「すてきなステージにお招きいただき、ありがとうございます」と登場。火野さんは「俺より格好よく言うなよ! 俺は役者として完璧に脇役としてやってきた。今日は主役だと思ったけど、やっぱりあかんかった」と自虐ネタで笑わせた。
ある新聞に「ごく一部で根強い人気のある火野正平」と紹介されたことに触れ、「頼むから“ごく”を取ってくれ!」と懇願。ドッと笑いに包まれた。火野さんは東京出身だが、大阪の曲が好きで、低音のハスキーボイスで歌う「やっぱ好きやねん」(やしきたかじん)は絶品だった。飾らないトークで笑わせ、次の瞬間には渋い歌声で魅了する。そのギャップがとても魅力的だった。(有野 博幸)
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