単独首位発進の桑木志帆が年間１３個目のイーグルで年間単独最多 シーズンでもタイ記録に「うれしい」

１番、ティーショットを放つ桑木志帆（カメラ・岩田　大補）

◆報知新聞社後援　女子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　ＪＬＰＧＡツアー選手権リコー杯　第１日（２１日、宮崎・宮崎ＣＣ＝６４９７ヤード、パー７２）

　桑木志帆（大和ハウス工業）は１イーグル、４バーディーを奪いスコアを６つ伸ばし、単独首位スタートを切った。全４０選手で唯一のボギーなしで回り「全部いい感じでした」と笑顔で振り返った。

　３つ伸ばして迎えた１１番パー５、残り２２６ヤードから３ウッドで放った第２打を６メートルにつけ、１３個目のイーグル。２０―２１年のコロナ禍での統合シーズンで勝みなみが記録した最多イーグル数に並んだ。年間の記録では川岸史果の１２個を抜いて単独トップとなった。

　「うれしい。トレーニングの成果でドライバーの飛距離が２０ヤード伸び、昨年大会よりもセカンドで持つ番手が短くなっている」と手応えを明かした。メジャー初制覇を狙う残り３日へ「出来すぎなので怖いですが、ボギーやダボを打たないように。ストレスフリーで回れるゴルフをしたい」と見据えた。