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全日本大学準硬式野球、9ブロック対抗戦は全九州選抜V 初の甲子園開催制した

スポーツ報知 / 2024年11月21日 16時16分

甲子園で初開催となった9ブロック対抗戦は全九州選抜が優勝を果たした

 全日本大学準硬式野球連盟に加盟する9連盟によって争われる「第42回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会」の決勝戦が21日、阪神甲子園球場で行われ、全九州選抜が全関西選抜を5―3で下し、8大会ぶりの優勝を果たした。

 7回まで互いに無得点。均衡を破ったのは、全九州選抜4番の九産大・角田匡祐(2年)=星淋=だった。8回無死一、二塁で迎えた第4打席で、「とにかく来た球を思い切り振っていこうと思っていた」と2球目を強振。レフトオーバーの先制2点適時打で、5得点のビッグイニングにつなげた。この日は3度の好機で凡退していた主砲は「決勝までの試合でもまったく打ててなくて、それでも監督さんやコーチ、仲間に支えてもらったなかでの一打。結果が出て良かったし、感謝しかないです」と声を弾ませた。

 甲子園では同大会初開催となった一戦。聖地には初めて訪れたという角田は「小学校からずっと(甲子園を)目標にしてきた。まさか大学の準硬で(球場に)入れると思ってなかった。むちゃくちゃ楽しかったです。立った感触? 気持ちいいしか出てこない」と満面の笑み。主将を務めた福岡大・山口紘輝(3年)=西日本短大付=も「去年決勝で負けた悔しさを晴らしたくてやってきた。地元関西、それも甲子園という舞台で勝つことができて本当にうれしい」と喜びをかみ締めた。

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