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【プレミア12】米国先発の44歳左腕が見せた円熟の投球術で侍打線を4回無失点 高橋宏斗と22歳差対決

スポーツ報知 / 2024年11月21日 20時41分

5回無死、ソロ本塁打を放ったトーマスを迎える米国代表ナイン(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本―米国(21日・東京ドーム)

 1次リーグA組を3勝2敗の2位で突破した米国は、メジャーで4度の2ケタ勝利をマークするなど通算90勝の44歳左腕のリッチ・ヒル投手が先発し、4回1安打無失点で抑える好投を見せた。

 侍ジャパンの先発・高橋宏斗投手(22)とは22歳差対決。メジャーリーガーが事実上招集できず、若手マイナー選手中心のチーム編成になっている米国だが、スーパーラウンド初戦の日本戦には、1次ラウンド2試合でもプエルトリコ戦、メキシコ戦に先発して6回3分の1を無失点で抑えたヒルを先発で起用した。

 初回こそ、味方の失策と辰己(楽天)に許した安打で1死一、二塁のピンチを迎えたが後続を抑えて無失点。2回は源田(西武)、佐野(DeNA)から2者連続三振を奪うなど3者凡退で抑えた。すると、4回まで3イニング連続3者凡退で抑えて見せた。

 高橋宏は初回に158キロを計測するなど155キロ前後の速球、145キロ前後のスプリットを中心に力で攻めたが、ヒルは140キロ台前半の直球に110キロ台のカーブを中心に組み立て。まさに44歳らしい大人の投球で侍打線を封じた。

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