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八村塁が協会に苦言もチームに動揺なし ホーバス・ジャパン、快勝で再出発…渡辺雄太も応援駆けつけた!

スポーツ報知 / 2024年11月22日 5時30分

第2Q、ドリブルで攻め込む比江島(左)(カメラ・佐々木 清勝)

◆バスケットボール男子 ▽2025年アジア杯予選 日本93―75モンゴル(21日、日環アリーナ栃木)

 C組で世界ランク21位の日本は、同108位のモンゴルに93―75で勝利した。パリ五輪後に、再任したトム・ホーバス監督(57)のリスタートの一戦を飾った。日本代表として最後の活動となることを示唆する主将の比江島慎(34)=宇都宮=が18得点でけん引し、西田優大(25)=三河=が最多21得点、12リバウンドの“ダブルダブル”。次は24日にグアム(アウェー)と対戦。勝てば25年8月のアジア杯出場が決まる。

 チームにエネルギーを与えたのは比江島だった。渡辺雄太(30)=千葉J=も比江島ユニホームで応援に来た中、チーム最初の3点シュート(3P)を沈めるなど攻守で躍動した。日の丸を背負い13年目。今回が最後と示唆する中、新主将に指名された34歳は「いろんな感情があった」と吐露。ホーバス監督は「まこ、最高だった」とほめたたえた。

 パリ五輪で果たせなかった8強入りへ、ホーバス体制は4年後のロス五輪に向けて再出発。メンバーを積極的に試す中、3P成功率は42・9%と高確率をマーク。だが、新戦力は十分なアピールとは言えず「(選手に)ヘッドダウンしないでと伝えた。経験が必要」と指揮官。一方、五輪落選の西田が成功率87・5%で3P7本と大暴れし「うれしい。チームのためにやる選手」と好プレーに喜んだ。

 NBAレイカーズの八村塁(26)が日本協会(JBA)などに苦言を呈したことを受け、試合前日にJBAが説明に立った。波紋が広がる中、指揮官、選手は目の前の勝利に集中した。(小林 玲花)

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