1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

国際大会での日本の強み 以前はスモールベースボール、今は…宮本和知氏「メイド・イン・ジャパンの良さ」

スポーツ報知 / 2024年11月22日 5時25分

先発した高橋宏は4回無失点の好投を見せた(カメラ・上村 尚平)

◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本9―1米国(21日・東京ドーム)

 日本の投手陣が奪った16三振を見て、メイドインジャパンの良さを実感せずにはいられなかったよ。

 米国の打者はマイナーでも150キロなんて毎日のように見てきたと思うんだ。でも、侍投手陣の150キロに次々と空振りをしていた。力任せに「ズドン」の150キロじゃなく、回転数の多いホップするようなフォーシーム。以前は世界の舞台で日本野球の特徴と言えばスモールベースボールだったけど、今はこの質の良い真っすぐこそ侍ジャパン最大の武器だと感じたね。

 先発の高橋宏は1次Lの韓国戦と違って「うまさ」があった。前回は使えなかったカーブやカットボールも織り交ぜて、スプリットだけに頼らず、相手に考えさせる投球ができていた。表情も前回と全然違ったもの。

 日本が奪った16Kのうち、最後の5つは全て真っすぐ。高橋宏―坂倉のバッテリーが序盤、打者を考えさせた効果も出ていたと思うよ。坂倉は直球に強いはずの米国打線に対して、全く怖がらずに真っすぐを投げさせていた。質の良いメイドインジャパンのm、ストレートの素晴らしさを、坂倉が一番近くで感じていたんじゃないかな。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください