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【オリックス】京セラドームに「ホームランテラス席」を!西川龍馬が契約更改で異例の訴え 球団の反応は?

スポーツ報知 / 2024年11月23日 5時0分

契約更改を終えて、会見を行う西川龍馬(カメラ・義村 治子)

 オリックス・西川龍馬外野手(29)が22日、京セラドームに「ホームランテラス席」設置を要望した。大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億8000万円増の年俸3億円でサイン。4年契約の2年目を前に球団に訴えたのが、フェンスを低くすることも含めた本拠地のリフォームだった。

 広島からFA移籍1年目は、成績が低下した。打率は3割5厘から2割5分8厘に。7本塁打は2減だが、フェンス直撃の打球を打つたびに脳裏をよぎった。「(みずほ)ペイペイとかなら入ってたんじゃないかなと思います。そういう打球は何本も」。同じ広さなら10本近く本塁打が増える可能性があるとの見解だ。

 京セラDはソフトバンクの本拠地・みずほペイペイと両翼100メートル、中堅122メートル、フェンスの高さ4・2メートルは同じだが、左・右中間の116メートルは約6メートル長い。この差が今季プロ野球公式戦73試合で64本(1試合平均0・88本)と、65試合で103本(同1・58本)という数字にも表れた。

 あくまで野手目線の要望のため、新選手会長の若月は「(捕手で)中立の立場なので難しい。みんなに聞いてみたい」と、24日のファンフェスタで、意見を集める考え。訴えを受けた久保球団管理部長は、実現は簡単でないと前置きしながら、検討することを約束した。野球の華であるホームランが増えることはファンサービスの一環になるのも確か。西川がピッチャーズパークに一石を投じた。(島尾 浩一郎)

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