【侍ジャパン】「努力とかしない。センスだけでやってます」辰己涼介が勝利導く３安打に「１５０点です」

１回１死二塁、辰己涼介が左越えに先制適時二塁打を放つ（カメラ・渡辺　了文）

◆ラグザス　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　第３回ＷＢＳＣプレミア１２　スーパーラウンド　日本９―６ベネズエラ（２２日・東京ドーム）

　侍ジャパン・辰己涼介外野手（楽天）が「３番・中堅」で先発し、先制二塁打を含む３安打４出塁１打点で勝利に貢献。「１５０点です。１００点中」と自己採点した。

　まずは１回１死二塁からスプリットを捉えて左翼フェンス直撃の適時二塁打。「台北ドームなら（スタンドまで）いったと思ったんですけどね。トレーニング？　努力とかしないので。センスだけでやっています」と冗談交じりに振り返った。

　６回は左前打を放って牧の満塁弾を呼び込み「牧につなぐ、というふうに思って打席に立っていました。牧につなぎたいなと思っていました。僕の思い描いた通りになったので良かったなと思います」。次戦以降に向けて「（ここまで）あまり目立っていないので、あした、あさってぐらいかな。言ったことはやるので。今のところ何も見せられていないですけど、ちょっとずつ数字を整えていって最終的に暴れたいなと。井端さんを胴上げします」と力強く語った。