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来年初場所でダブル綱取りの可能性 2場所連続優勝の琴桜、優勝に準ずる成績の豊昇龍

スポーツ報知 / 2024年11月24日 17時25分

琴桜(左)と豊昇龍

◆大相撲九州場所千秋楽(24日・福岡国際センター)

 大相撲九州場所は琴桜が優勝し、豊昇龍が準優勝となった。大関同士で雌雄を決したが、来年初場所ではともに綱取りとなる可能性が出てきた。横綱昇進については、横綱審議委員会の内規に「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績を上げた力士」とされており、豊昇龍はもちろん、琴桜もその“資格”を有したことになる。琴桜が連続優勝し、豊昇龍が準優勝。また、その逆でも内規に照らせば、綱取りにつながる。

 同時昇進となれば、70年初場所後の北の富士、玉乃島(のちに玉の海)以来となる。北の富士は2場所連続優勝で文句なしだったが、玉乃島は、69年九州場所で10勝5敗、70年初場所は13勝2敗で優勝決定戦の末、北の富士に敗れた。だが、玉乃島は直前の69年秋場所で優勝、また大関としての勝率が北の富士を上回っているなどの実績を評価され、昇進が認められた。

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