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J3金沢が最終戦で4戦ぶり勝利…畑尾大翔主将が豪快ゴール「悔しい思いをさせてしまった」

スポーツ報知 / 2024年11月24日 19時15分

試合後に伊藤監督と握手するJ3金沢のDF畑尾

◆明治安田生命J3リーグ 第38節 金沢1-0奈良(24日、金沢ゴーゴーカレースタジアム)

 J3ツエーゲン金沢は、1-0で17位の奈良クラブに勝利。4戦ぶりの白星で、最終順位は12位となった。後半アディショナルタイム8分にキャプテンのDF畑尾大翔(34)が豪快ゴール。6月2日以来となる今季2ゴール目を挙げ、試合後は伊藤彰監督とがっちり握手した。畑尾は「相手の時間帯もあったが、ゼロで抑えられたことは大きかった。耐えて耐えて最後、1つ取れたのは良かったです。今シーズン、サポーターには悔しい思いばかりさせてしまった。今日、落としたら来年は応援してもらえないと思っていました」と振り返った。

 J2復帰を目指しながらも、厳しいシーズンとなった。7月6日の第20節には、今季最高の3位まで浮上したが、夏の中断期間明けの8月17日以降は1勝8敗5分と大苦戦が続いていた。キャプテンとして大きなプレッシャーも感じ「(自分の)体の変化もあったし、今年はキツかったです。チームの状況を変えられなかったことに責任を感じていた。特に彰さんのサッカーを体現できなかったことはすごく悔しいです」と振り返った。

 J2昇格に届かなかった一方で、手応えもある。「結果は出なかったが、すべて悲観することはない。1年目でベースを作れたと思う。1人1人が自立し、自分のことばかりでなく、チームの中で何か出来るかを感じていかないといけない思います」と畑尾。ゴール裏サポーターから大きな声援を受け、来季に向けて前を向いた。(中田 康博)

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