平田憲聖「来週につながる」 金谷拓実「自分らしいプレーを」 賞金王争いは僅差のまま最終戦へ

１８番、ホールアウトする平田憲聖(カメラ・小林　泰斗)

◆男子プロゴルフツアー　カシオワールドオープン　最終日（２４日、高知・Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ＝７３５０ヤード、パー７２）

　賞金ランクトップの平田憲聖（２３）＝エレコム＝と２位の金谷拓実（２６）＝Ｙｏｇｉｂｏ＝はともに今大会を１６位で終え、約２８９万円の僅差のまま日本シリーズＪＴカップ（２８日開幕、東京よみうりＣＣ＝報知新聞社主催）に向かう。

　７０と伸ばした平田は「久しぶりに良かったので、来週につながる」と語り、キング争いについては「楽しめている。今日はいいメンタルでプレーできた」と手応えを口にした。

　金谷はボギー発進から巻き返しての７１。「粘り強くプレーできた。悔しいラウンドになったけど切り替えて、最後にしっかりと自分らしいプレーを出し切りたい」と逆転キングを見据えた。

　ランキング３位の今平周吾（ロピア）、４位の岩田寛（フリー）、５位の木下稜介（ハートランド）、６位の石川遼（カシオ）までが賞金王の可能性を残して最終戦を迎える。