平田憲聖、金谷拓実、今平周吾が初日同組 ６人に戴冠の可能性残す白熱の賞金王争い…日本シリーズＪＴカップ２８日開幕

平田憲聖

◆報知新聞社主催　男子プロゴルフツアー　メジャー最終戦　日本シリーズＪＴカップ　指定練習日（２６日、東京よみうりＣＣ＝７００２ヤード、パー７０）

　第１ラウンド（２８日）の組み合わせが決定した。賞金ランク１位の平田憲聖（エレコム）、同２位の金谷拓実（Ｙｏｇｉｂｏ）、同３位の今平周吾（ロピア）が最終組で午前１１時にスタートする。前週優勝でランク４位の岩田寛（フリー）は、同５位の木下稜介、１５＆１９年大会覇者の石川遼（カシオ）は最終組の一つ前でプレーする。

　前週２位の清水大成（ロピア）が小木曽喬（フロンティアの介護）、杉浦悠太（フリー）と回る。昨年大会覇者で連覇を狙う蝉川泰果（アース製薬）は、佐藤大平（クリヤマホールディングス）、堀川未来夢（Ｗａｖｅ　Ｅｎｅｒｇｙ）と同じ組で１０時１０分に開始する。昨季賞金王で、欧州ツアーのヒーロー・インディアンオープンを制した中島啓太（フリー）も参戦する。今季のツアー優勝者、賞金ランク上位者ら３０人が頂点を目指す。

　◆賞金王決定の条件　最終戦に可能性を残しているのは首位の平田から６位の石川まで。平田と金谷の差は約２８９万円。今平、岩田、木下、石川は優勝が絶対条件。日本シリーズの優勝賞金は４０００万円、２位は１５００万円のため、平田と２５００万円差以内の木下までは、優勝すれば無条件で戴冠が決まる。石川は平田が３位以下の場合のみ賞金王になる。仮に平田が３０位に終わった場合、金谷が逆転するには２人までの８位タイ以上の成績が必須となる。