【ＮＰＢアワード】 吉川尚輝「タイトルを取れたことはうれしい」二塁手部門のベストナイン受賞

ベストナインを受賞した吉川尚輝はファンとハイタッチしながら入場する（カメラ・竹松　明季）

◆ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ　２０２４　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙリポビタンＤ（２６日・グランドプリンスホテル新高輪）

　巨人・吉川尚輝内野手が２６日、都内で行われた「ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ」に出席した。セ・リーグ二塁手部門で初のベストナインを受賞し、ＮＰＢアワーズ内で表彰。「タイトルをとれたことはうれしい。１年間試合に出場して取った賞、１４３試合出てとれたのでうれしいです」と声を弾ませた。

　今季は全１４３試合にスタメン出場。チームトップの打率２割８分７厘を記録し、キャリアハイとなる１５４安打を放った。シーズン終盤は３番に定着し、勝負強さを発揮。広大な守備範囲を誇る堅守と合わせ、４年ぶりのリーグ優勝の原動力となった。シーズン最終盤に痛めた左ろっ骨については「大丈夫です」と語り、「すごい選手がたくさんいるので、来年も試合に出て、結果的にとれたらうれしい」と決意を込めた。