【ＮＰＢアワード】巨人・船迫大雅が球団最年長で新人王「素直にうれしい」「満足せずにタイトルを狙っていきたい」

新人王を受賞した巨人・船迫大雅（カメラ・竹松　明季）

◆ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳ　２０２４　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ　リポビタンＤ（２６日・グランドプリンスホテル新高輪）

　巨人の船迫大雅投手が２６日、新人王に輝いた。「素直にうれしいという気持ちと、みなさまに投票してもらったという感謝の気持ちです」と喜んだ。

　２２年ドラフト５位右腕の船迫は、昨季３６試合に登板し、防御率２・７０をマーク。昨季は新人王の資格をギリギリ残す３０イニングで、今季も資格を持っていた。２年目の今季は、５１試合に登板し、４勝０敗、２２ホールド、防御率２・３７と安定した投球を続けてブルペンを支え、優勝に貢献した。巨人の新人王は過去に２０人いるが、最年長は５７年藤田元司（投手＝日本石油）、１０年長野久義（外野手＝ホンダ）の２６歳。２８歳の船迫は、球団では最年長新人王となった。「今シーズン入るときに、勝ちパターンで全試合、５０登板以上というのを目標に掲げて入った。その中で、１４３試合ベンチ入りすることができたのは、自分の中でなんていうか、よく頑張ったかなと思います」と振り返った。

　今後の目標については「まずは日本一ということをあるんですけど、自分の中で、新人王、今回取れたということに満足せず、タイトルを狙っていきたいなと思います」と意気込んだ。