Ｊ１首位・神戸がＡＣＬＥセントラルＣ戦３―２で競り勝つ ２３日の天皇杯Ｖから１１人メンバー入れ替え

神戸・吉田孝行監督

◆ＡＣＬＥ▽１次リーグ第５戦　神戸３―２セントラルＣ（２６日・ノエビアスタジアム神戸）

　２３日に２度目の天皇杯優勝を飾ったＪ１首位の神戸が、セントラルＣ（オーストラリア）に勝利した。天皇杯決勝から中２日で、吉田孝行監督が１１人メンバーを入れ替えたＡＣＬＥ第５戦。３―２で競り勝ち、勝ち点１３として、ここでも首位を維持した。

　前半４０分、ＦＫからＭＦ汰木の左クロスにＤＦ岩波がニアで頭を合わせ、最後はゴール前にいたＤＦ菊池が頭で押し込み、先制のネットを揺らした。

　１点リードの後半４分には相手のオウンゴールで追加点を奪ったが、５分後にこの日、先発復帰したＭＦ山口主将がオウンゴールを献上。２―１となった。

　後半２９分には、ペナルティーエリア左からシュートを決められ、２―２の同点に追いつかれた。しかし、後半３６分、ＭＦ鍬先の縦パスが通ると、ＭＦ佐々木がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、鋭いミドルシュート。相手ＧＫはファンブルし、ボールはゴールに吸い込まれ、決勝点となった。