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【こちら日高支局です・古谷剛彦】来年デビューのコントレイル産駒などの展望も 日本軽種馬青年部研修会

スポーツ報知 / 2024年11月27日 6時30分

日本軽種馬青年部連絡協議会の研修会(左から社台スタリオンステーションの三輪圭祐氏、血統評論家の栗山求氏と望田潤氏、座長の村本浩平氏)

 各地区の軽種馬青年部で構成される、日本軽種馬青年部連絡協議会は21日、第34回定期総会を千歳市内のホテルで開催し、その終了後には研修会が行われた。血統評論家の栗山求さんと望田潤さん、社台スタリオンステーションの三輪圭祐さんを講師に招き、シーズンの種付けに向けた最新の種牡馬解説が、約1時間に渡って行われた。

 今シーズンのリーディングサイアー総合上位から種牡馬をピックアップし、馬場適性や配合の相性などを活躍馬を例に出して解説。続いて今年の新種牡馬やコントレイルなど来年デビューする種牡馬はセールの動向なども踏まえ、そしてイクイノックスなど今年スタッドインした種牡馬の展望なども、御三方が独自の視点で分析していた。また、来年導入されるソットサスや、チャンピオンズCでラストランを迎えるレモンポップに合いそうな母系なども話された。

 その後の質疑応答では、部員から「配合を考える際に最も大切に感じていることは何か」「レイデオロは巻き返すと信じている一人として、改めて配合相手に適した系統はどの馬だと思うか」といった質問に対して真摯に答えていた。

 また、26日は静内軽種馬生産振興会主催の講習講和会が新ひだか町内のホテルで行われた。講師には、血統評論家の栗山求さんを招き、今年の新種牡馬や来年デビューの種牡馬の話題はもちろん、今後10年間における世界的な血統の潮流など、配合面に限らない血統の興味深い話が展開された。

 28日は新冠町で、米国獣医師によるレントゲン画像の見方に関する講習会が行われる。年が明ければ、出産や種付けシーズンとなるが、その前にこのような講習会は様々な場所で開催される。我々マスコミも、生産に関するアップデートをする上で、有意義な時間だ。(競馬ライター)

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