川崎がタイリーグ王者のブリーラムに敵地で３―０勝利…１８歳の神田奏真が公式戦デビュー戦で初ゴール

◆ＡＣＬＥ▽１次リーグ第５戦　ブリーラム０―３川崎（２６日・ブリーラムスタジアム）

　川崎が敵地でブリーラム（タイ）と対戦し、３―０で勝利した。

　この試合前まで８試合戦う１次リーグで２勝２敗で１２チーム中８位。上位８チームが進出する決勝トーナメントに向けて、大事な後半戦の初戦はタイリーグ王者と敵地で激突した。

　守備時に５バック気味の布陣を形成する相手を攻めあぐね、カウンターからピンチを迎える場面もあったが、０―０の後半３４分に右サイドの瀬川が上げたクロスを、ゴール前まで上がっていた左サイドバックの三浦が左足ボレーシュートをゴール右に決め、均衡を破る先制点を決めると、後半アディショナルタイム４分に山田の右からのグラウンダークロスを途中出場の遠野が右足でゴール右へ流し込み貴重な追加点。さらに同７分には公式戦デビュー戦となった１８歳の神田がゴール前への折り返しを左足で冷静に押し込んで、プロ初ゴールとなるチーム３点目を決めた。

　これで川崎は１次リーグで初の連勝を飾り、５試合を終えて３勝２敗と勝ち越した。