【チャンピオンズＣ】ＪＢＣクラシックＶのウィルソンテソーロ疲れ抜けた 小手川調教師「精神的にも成長している」

坂路で追い切ったウィルソンテソーロ（カメラ・荒牧　徹）

◆第２５回チャンピオンズＣ・Ｇ１（１２月１日、中京競馬場・ダート１８００メートル）追い切り＝１１月２７日、美浦トレセン

　１１月４日のＪＢＣクラシックで初のＧ１級レースを制したウィルソンテソーロ（牡５歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック）は、美浦・坂路で力強い動きをみせた。

　追い切りは単走。道中、リズム良く進みスムーズに加速すると、最後まで持ったままで５４秒８―１２秒４をマークした。小手川調教師は「先週、しっかり負荷をかけられたので、今週は馬場状態もありましたし、無理することなく坂路でやりました。１週前が本当に素晴らしい動きだったので、ＪＢＣクラシックの疲れも抜けています。海外などを経験して精神的にも成長していくれています」と力を込めた。