【阪神ＪＦ】スリールミニョンは折り合い面に進境 永島まなみ騎手「前走よりは少しつきやすくなった」

永島まなみ騎手を背に追い切るスリールミニョン

◆第７６回阪神JF・Ｇ１（１２月８日、京都競馬場・芝１６００メートル）１週前追い切り＝１１月２８日、栗東トレセン

　スリールミニョン（牝２歳、栗東・高橋康之厩舎、父ミスターメロディ）は活気あふれる走りで坂路を駆け上がった。

　永島まなみ騎手が騎乗し、ペイシャフラワー（４歳オープン）を５馬身半追走。抜群の手応えで力強く伸び、５２秒０―１２秒３で２馬身半突き放した。永島騎手は「前走よりは少し折り合いがつきやすくなって、右にもたれる面も出さなかったです。しっかり負荷がかかった調教でした」と好感触を伝えた。

　一方で「使うごとに前進気勢が強くなっていて、１ハロン延長は一番の課題になると思います」と冷静に分析。「前走で馬の後ろで我慢したことを覚えていてくれれば」と、ファンタジーＳの経験に期待した。